展覧会「光を敷写(しきうつし)する」にて、同じレンズを使った二つの作品を展示した。そのレンズは太陽光を集めれば石を溶かす事もできるが、光を分解して様々な色を作り出す事もできる。つまり、そのレンズで木々を仰ぎ見れば、木の葉の間から漏れる太陽光はまだらな光として現れる。本作はさっぽろ天神山アートスタジオに滞在し、その周辺に生えている木をモチーフに制作されている。